140字外のぬすんの独壇場

怪しい小動物がまだまだ語りたいそうです。聞いてあげてください。

ウェスト・サイド・ストーリー(スピルバーグ監督版) ※ネタバレ注意

CMを観て気になったので、スピルバーグ監督版ウエスト・サイド・ストーリー観に行ってきました。

まぁ、CM観たからという動機以上にもうWSSと聞いたら居ても立っても居られないパブロフの小動物なので、家事とか投げ出して映画館へ向かった訳です。

⚠️以下ネタバレ注意⚠️





言っても今回でWSS鑑賞は3回目で。(友野くんの演技は含めない)一昨年には俺の推しの田村芽実ちゃんがマリア役を演じる舞台を豊洲まで観に行って以来だったので、ストーリーはしっかり頭に入っている状態で拝見したんです。

最後に大きな絶望が待ち受けるこのWSSという作品で、こう“ドリームチームが伝説のミュージカルに挑む!”みたいな文句で発表してるから、期待しつつ拝見してたわけで。

やっぱり細かいカットとか詳細がより詳しく設定されてたり、登場人物が一部変わってたり細かくアレンジと言うかオリジナリティーが加わってて新鮮味もあって!
これ……もしかして……もしかしたら結末をハッピーエンドにアレンジしてくれたり……とか変な期待をして観てしまって

結果オリジナル通りのクライマックスで、やっぱり“憎しみや争いから生まれるものは何も無い”という大きなテーマを嫌という程感じさせられる大大大アンハッピーエンドでビショビショに大号泣して終わって。

映画館出てからももう勝手に期待したくせに打ちのめされてしまって “やっぱりそうだよね”の気持ちとストーリーに没入し過ぎて行き場の無い不甲斐なさが手に負えなくて笑

理想を押し付けることはしてはならないんだけどもうどうにも誰かに登場人物達を救ってほしいという気持ちで落ち込んでしまった小動物でした。

それでも迫力ある音楽と、大きくも緻密に狂っていくストーリーはやっぱりWSSとして魅力溢れる部分ではあって
音楽とか盛り上がりとか美しさは最高に大好きなんだよな~~ラストシーンも大絶望の中で美しさと儚さと底知れぬ愛が感じられた……マリア………幸せになってお願い…………隣に俺が住んでたらわざと煮物とカレー作り過ぎるし、いつでも借りに来てくれて良いようにお醤油も沢山用意しとくし…どこへ言っても必ずマリアへお土産買うし…月に一回は必ずお茶しに行こう???ねぇマリアマリア……マリア………………

あとトニーの歌うMariaの“Say it loud and there's music playing~♪”の部分では毎度同じく今日も脳内の友野くんが綺麗な3Loを着氷しました…………(友野くんファンあるある)


もうまじで争いはなにも生まない!!!!これに尽きる!!!大大大団円のハピハピラブラブちゅきちゅき仲良しエンドに期待してはいけなかった……友野くんの演技だけが救いだよこの作品の……(それはそう)

ということでWSS最高でした………誰かまじで…………まじ…………マリアを救って……………………