THE HARDEST BUTTON TO BUTTON
今年の四大陸選手権も折り返しです。
友野くんのSPはシーズンベストの点数が出るほど、
素晴らしい内容で終えています。
本当に素晴らしかった。
こんばんは、ぬすんです。
げんさんサマーカップで初戦を観戦した際に、
ブログを書いていたんだけれど、
nusunnosukeaka.hatenablog.com
SP曲に対してわたしは、
クラシックを滑る様な音楽表現ではなく、見えない何かに突き動かされているような、体全体を使った“動き”。我々の感性に向けて衝動的に訴えかけて来るような友野一希の新境地だった。
と書いていたんですね。
うーん、自分で振り返るのは恥ずかしい😂
コンテンポラリーってわたしにとっては難解で、
表現そのものにフォーカスする場合もあったり
どうにも理解が追いつかないなあと思っていて。
このSPの振り付けは音を体で表すことに重点を置いて、
演じる演目なのかなと、
浅はかで勝手な解釈をしていたんだけど。
今回の彼の好演技を拝見して感じたのは、
曲のタイトル通り、かけにくいボタンは
“越えるべき壁”
であったんだけど、越えた先にまた新たな課題や、
これまで目にしなかった新たな気づきを見つけて、
打開を続けていくような…
うまく言い表せないんだけども。
過去のツイで言ったとおり
いちばんかけにくいボタン
— ぬすんのすけあか (@nusunnosukeaka) 2019年5月16日
固くて入らない、かけにくいボタン…それは超克するべきもの…的な?わかりません…なんだか深く考えてしまいました(私的解釈ですみません)
— ぬすんのすけあか (@nusunnosukeaka) 2019年5月16日
そのままの言葉が頭をよぎったというか。
音を体現すること+高難易度構成
シーズンを通してこの二つを上手く組み合わせて
プログラムを完成させて行く。
それこそが彼らの感じていた
超克するべきものだったのかもしれない。
もの凄くシンプルだが難しい課題を乗り越えたけれど、
今回の場合は越えた先にいつも目にしなかったけれど
ずっとそこにあった新たな課題に目を向けられた、
そんな試合になっていたのではないかしら・・・
昨日観に行った舞台後のアフタートークイベントでも、
舞台に出ていた俳優さんが
「舞台の本番は生物だからこその、
より良くしようと演技や空間に工夫出来る、
次回へ向けた課題に気づける良さもあれば、
全く見えてなかった課題に、
ふと気づいてしまう怖さもあるんです。」
と、印象的なことを言っていたなあと思い出したり。
気づいた結果はどちらもより現状よりも良くなるけれど、
そこまでの練習で意識をしなかったものが、
課題として露呈するのは確かに少し怖いかもしれないな。
不満足から努力が生まれるってまさにそのことなのかも。
いかに厳しい世界でいきるアスリートなんだろう彼は。
でも明日もガッツポーズや満面の笑顔が見られたら。
ファンとしては、4回転2本も3Aも綺麗で、
ひたすら嬉しかったという気持ちが大きいですが🙊
難しいプログラムを滑るなかで本当に、
本当に、素敵な演技でした。幸せだった。
振り付け師の先生は案外どシンプルに
「この曲で(音楽で)滑って欲しかったのサ」って
プログラムへの理解を示すかもしれないけど😂
あれだ。
あと少し思ったのは
今季最高のSPを見させて頂き、
この難解な曲をやれば、次は何が来ても
少し楽に感じられるかな…と、
ふと本当に勝手に思ったが、
まだ変態いや個性的な曲は世に溢れおり、
例えば某の先生が、
「kaズキ、次ハ未接触部族ノ栄枯盛衰ノ舞ダョ🌟」
と今ごろアメリカにて手ぐすね引いて準備してたら…
と思うと背筋がFreeze…
でも考えてみたらすでにマハラジャとか
歌舞伎、ブルース・リー、犬のお巡りさん、
コンテンポラリーと個性爆発曲も、
いよいよフルコンプなのでは…?
何でも出来ちゃう漢…やだ…しゅてき…(トゥンク
つって
くだらんことを言わず、そろそろ寝ようかな😴
考えても考えても、まとまらないね。
おやすみなさい…
※今回のブログは個人的見解がすべてです。
憶測のオンパレードをつらつら並べちゃってごめんなさい